悪霊退散

突然ですが、悪霊に取り付かれてしまいました。
色々と困るので御祓いをして貰いに、神社的な所に行きました。
しかしその神社には、小っちゃな巫女さんが一人いるだけでした。
小さな巫女さん
自分は事情を話し、ダメ元で御祓いをお願いしてみた所、その巫女さんは快諾して頂けました。
それで御祓いは夜に行うらしいです。それまで神社の中でのんびりして良いらしい。
話を聞いてみると、この神社は彼女一人だけしかいないらしい。
巫女の仕事だけでなく、家事なども全部自分でやっているんだとか。
小さいのに良い子だなぁ。なんて思いながら、のんびりと夜を待った。
↓F/M注意


深夜。
畳の部屋に座って待っていると、例の小さな巫女さんがふすまを開けて入ってきた。
「お待たせしました……ではまず、服を脱いでください」
あ、なるほど……今日は寒くて厚着をしてきたからなぁ。
って言っても、どこまで脱げばいいんだろう。
とりあえずシャツとパンツを残して、他を脱いでしまう。
これだけでも結構恥ずかしいんだけど……
「すいません……下着も全部脱いで頂けないと、御祓いが出来ません……」
う、すみません……全部脱ぎます……
シャツとパンツを脱ぎ、自分は全裸になってしまった。
「ありがとうございます。それでは正座になって、両手を頭の後ろに組んでください」
両手を頭の後ろに……こうかな?
う、股間のモノが見える……恥ずかしい……
「はい大丈夫です。それからお祓い中は絶対に動かないでくださいね」
は、はい……何だか緊張するなぁ……
目を細め、自分の体を見る巫女。
ゆっくりと両手を伸ばし、自分の素肌に触れる。
――さわさわさわさわ……♪
くすぐりお祓い_1
はぅっ! う、くく、く、くすぐったい! 
両腕を交互に上下させ、しなやかな指で優しく撫で回される。
その巫女の御祓い方法は特殊だった。
御祓い棒とかを持たず、素手で相手の体に触れて、取り付いた悪霊を追い払うらしい。
しかしあまりのくすぐったさに堪らず、身をよじらせてしまう。
「あぁ……動いては駄目です。くすぐったいでしょうが我慢してください」
すいません……で、でも、く、くすぐったい……
う、動くなって言われても……わ、笑っちゃうよ……
「笑って貰って結構です。ですが体は動かさないでください」
そんな、あ、だめ、あは、あはははははははははははは!!
「悪霊によって、貴方の身体はとても敏感になっています」
「ですから、安心して喘いでください。こしょこしょこしょ……」
そ、そんな、ひ、ひどぃひひひひひひひ!!
小さな巫女に優しくくすぐられ笑い悶える自分。
しかし動く事は許されない。動いたら御祓いは失敗してしまうからだ。
巫女のくすぐりに身を任せ、笑い声を発するしか事しか許されなかった。
身動きの取れない中、巫女のくすぐり御祓いを受けている自分。
くすぐりから逃げるのを必死に我慢していた。その代わり、笑う事は全く我慢できなかった。
部屋中には自分の笑い声だけが響き渡っていた。
襖とか開いてるし、間違いなく外に聞こえてるよな……ぅぅ……
くすぐりお祓い_2
「あら……勃起してますわ……?」
いつの間にか股間の竿は見事に勃起してしまっており、しかもやけにソコがムズムズする。
長時間くすぐられ、体がおかしくなってしまったのだろうか?
小さな巫女の目の前で、凄まじく無様な姿を晒してしまっているが、自分にはどうすることも出来なかった。
「イきそうなんですね? それならイってください。そうすれば御祓いは成功です」
巫女の指の動きが速くなり、手付きも撫でるだけでなく、突付いたり、引っ掻いたり、摘まんだり……
もはや彼女は、完全に自分をくすぐって責めていた。
しかしそれに連れて、自分の勃起した股間の竿がビクンビクンと上下する。
まるで性感帯を責められている様な……いや、実際に性感帯を責められているんだ……この子の手に……
う、ほ、本当にイきそうだ……で、でも……こんな小さな子にくすぐられて、イっちゃうだなんて……
「こしょこしょこしょこしょ……ほら、イってくださいな……こしょこしょこしょこしょこしょこしょこしょこしょ♪」
あっぅ……も、もう……我慢できな……い、い、イク……ッ!!
――びゅっびゅぅぅぶぴゅ……!!
くすぐり御払い_3


後日。
神社の庭で対面している自分と小さな巫女。
御祓いをしてくれた彼女に、お礼をしている所であった。
「装束は洗ってる最中ですので、私服で申し訳ありませんが……」
い、いえ!
すみません……その……思いっきり射精して……汚してしまって……
「ふふ……あれは凄い量でしたね……私の顔にも掛かっちゃってましたよ」
す、すみません……
「ふふ……平気です。身体があれほど敏感だったのも、悪霊の所為です。貴方が謝る必要はありませんよ」
「それに……久々のお客様でしたから、私も少々張り切りすぎてしまいました……」
優しく笑いながら答える巫女。
う、可愛い……
こんな子にくすぐられて、イっちゃったのか……自分は……
「どうかされました? ほっぺが真っ赤ですよ?」
い、いえ……! べ、別になんでも……!!
そ、それでは……御祓い、ありがとうございました……!
「ふふ……またいらしてくださいね」
小さな巫女さん_2
優しい笑みを浮かべながら、自分に手を振る巫女。
ふと、彼女の細くしなやかな指に目が行ってしまう。
御祓いを受けた自分は、もうあれほどの感度は持っていない。
そう思うと、少し悪霊が恋しくなってしまった。

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